横浜山手犬猫医療センターの日記

≪横浜山手犬猫医療センター スタッフほのぼのブログ≫

暴風雨

ただいま当院のある横浜市中区は、雨が激しく吹き荒れています。

気温は高く、事務所はエアコンなしで大丈夫なのですが、この風と雨ではスタッフの帰り道がやや心配です。

皆様もどうか突風による飛翔物へのご注意や、足元の安全確保をお願いいたします。

 

それはそうと、FBページでは本人からご報告させていただいておりますが、当院の荒木医師が北海道にある酪農学園大学獣医学研究科、獣医学専攻博士課程の入学試験に合格いたしました。

荒木医師はプロフィールの通り、日本大学生物化学資源学部獣医学科を卒業しておりますが、更なる探求を欲して受験を決意しました。

荒木医師の4月以降の勤務日に若干影響があるかもしれませんが、当院での診療と並行して研究に当たることとなります。

 

FBページ上では患者様ご家族、近隣の皆様など、多くの方々からお祝いのメッセージを頂戴いたしました。

この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。

 

マネージャー 山下

ペットロス

「ペットロス」という言葉をお聞きになったことはありますでしょうか?

さきほど院長と話題になったので、少し触れたいと思います。

 

私たちは動物病院ですから、みなさんが普段家族の一員として接しているわんちゃん、猫ちゃんが老衰、病気、怪我などでその命を終えてしまう場面が時折あります。

ご家族が悲しむのと同様、私たちも命を救えなかったことに悲しみを感じ、なにか他に手立てはなかったのか?といつもスタッフを話し合います。

一方で、やはり医療スタッフですから、現状を正確に把握した結果、おおよその余命についてある程度の判断はします(実は人の場合とは異なり、外れることが多いのです)。

このことは、やはりご家族も同様のケースが多く、ある程度覚悟をされてご一緒に来院されることもよくあります。

 

普段私たちは、動物の病気や怪我の診断、治療、余命を把握することだけをしてはいません。オーナーの方がわんちゃん、猫ちゃんの状態をどう把握しておられるか?どう伝えたら問題を一緒に共有できるか?このような視点も検討し、状態の説明と治療方針、選択肢について慎重に話し合います。

 

ペットロスという言葉そのものに、私たちは非常に神経を使います。例えば大切な家族であるペットが亡くなった、その時に人は悲しいはずであり、その人のケアをしなくてはならない、というニュアンスがどうしても入ってしまいかねない言葉だからです。

一定時間一緒に過ごした生き物である以上、それが昆虫でも鑑賞魚でも鳥類でも、一緒に過ごした方の感情に一定の変化が生じるのは通常のことと思います。

ペットロスをケアしなくてはいけない、この考え方が浸透してきた背景には、グリーフ(悲嘆)という人の喪失感情に対する精神医学のアプローチがあります。

人の死で考えると少しわかりやすいかもしれません。曰く、大切な家族が亡くなる、それは等しく誰にでも訪れることです。精神医学では、大切な家族が確かに亡くなったという事実を受け止め、供養という形で再び繋がり、日常生活に戻っていく、これが「概ね」よい状態、というように考えます。医学の世界でもこのことには大変神経を使っており、決して「これが正しい」という考え方は採りません。

例えば人が亡くなって1年が過ぎた、一周忌を迎えるとやはり悲しみがこみあげてくる、そのようなこともあるかもしれません。これを記念日効果といいます。

ただその程度や向き合い方、気持ちの処理の仕方というのは千差万別で、亡くなった人との関係性や価値観、精神状態によって様々なのです。

感情の変化についても広く深く研究が進んでおり、説を唱えた学者によって喪失を味わった方の心身の状態の把握は多岐にわたっています。結果として答えは一つではなく、いわゆる「適切な(マニュアル的な)」対応などない、が根底の考え方となっています。

 

私たちは、大切なペットを亡くされた方についても同じように考えます。一括りには決してできないペットオーナーの皆様のお気持ちについて整理把握して対処する、ということはできないと考えています。

だからこそ、大切なわんちゃん、猫ちゃんの終末医療に携わる場合、できるだけオーナーの皆様のお気持ちの状態を、ご家族と交わす言葉やお顔色、私たちとのやりとりを通じて少しでも理解に「近づこう」と考えています。

 

終末医療の際に、私たちから特別なにかをすることはありません。ただ、もしペットオーナーの皆様が「気持ちがきつい」「終末に立ち会うことが悲しい」「いなくなった後どうしたらいいか?」このようなお気持ち、お悩みがあったら、ぜひ診察の時に我慢せずに私たちに話してみてください。お友達に話してみるのもいいと思います。まず「不安だ」「悲しい」そうした状態だということを発信してみる、ということがとても大切だと思います。

 

と、年明け早々少しシリアスな話題でしたが、よりよいわんちゃん、猫ちゃんとの関係、接し方、そのようなことをご家族皆さんで話し合っていただけたら幸いです。

 

 本年もよろしくお願いいたします。

 

マネージャー 山下

 

年末年始の業務について

年末年始の業務は以下の通りとなります。

体調が悪い、けがをした、などのご相談はまずお電話をお願いします。

 

12月30日(土)まで:通常通り

12月31日(日)~1月3日(水):9:30~17:00まで/緊急の場合のみ診察します

1月4日(木)から :通常通り

 

診療時間中のお問い合わせ:045-228-8711

 

よろしくお願いいたします。

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極寒

2017年もいよいよあと2週間ほどで過ぎますね。クリスマスの準備に年賀状のための住所整理(早い方はもう年賀状の準備は終わっているのでしょうか?)、大掃除は誰がどこをやるか?年末年始はどこでどう過ごすか?などなど、皆様お忙しくお過ごしのことと思います。

 

当院ですが、ご存知の方も多いかとは思いますが大晦日も元旦も診療しております。

「え?動物病院に大晦日や元旦に来る人いるの?」という方もおられるかもしれませんが、はい、患者さまは大晦日も元旦も毎年来られます。病気や怪我はやはりいつ生じるかわかりません。人と同じなのです。診療時間中は院長はじめ全員交代で常駐しておりますので、急な体調変化やお怪我の際にはご遠慮なくご来院くださいませ。

 

ところで、今日はものすごく寒いですね・・・さきほど副院長の川合が震えながら会議室に来ていました。私は若干風邪気味でして、熱はないのですが、のどの痛みと鼻水に苦しんでおります。皆様、乾燥に注意して睡眠をしっかりとってくださいませ。

 

写真は会議室に住み着いている猫ですが、お昼過ぎからセラミックヒーターを独り占めしてずっと寝ております。あの・・・そろそろ交代してほしいんだけど・・・

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マネージャー 山下

 

御礼

10月9日に募集を開始させていただきました、2018年度カレンダーに掲載するわんちゃん・猫ちゃんの写真ですが、多くの皆様にご応募をいただきました。

この場にて恐縮ですが、皆様に御礼申し上げます。

現在デザイン中でして、出来上がり予定はまだ未定となっておりますが、ご応募いただきました方から優先で差し上げます。

出来上がりましたら再度ご案内をさせていただきます。

 

マネージャー 山下

 

結局居ついたこやつは・・・

当院には、普段スタッフのミーティングルーム兼上田・川合の執務室&勉強部屋として使用している部屋があります。訳ありでその部屋に居ついている猫がおります。ある日の朝、道端で瀕死の状態で発見され当院に運び込まれ、スタッフ総出で命を救われて、紆余曲折あったものの現在に至っております。

頭がいいのか天然なのか、まず人が通るリビングのドアは普通に自分でドアノブに手をかけて開けて


おります。

一度ベランダから脱走を試みたものの、飛び移ったお隣に家の屋根の傾斜と材質に対応できずに身動きが取れなくなり、人間に救出されるという失態を犯して以来脱走はしておりません。

人の区別はつくようで、食事を与えてくれる院長にはやたらと甘えます。調子が悪い時に注射を打つ副院長からは、気配を感じただけで身を隠します。

いや君、最近自分がでぶっていることに気が付いているだろうか?病気を治してくれる人と、太らせる人との区別は、やはりわからんのだろうな。。。

 

本日は、どこぞからカマキリを捕獲してきたようで、記念写真を撮った上で褒めてやろうと上田が近づいたところ、どうも本人は怒られると勘違いをしてカマキリのご遺体に近づこうとしません。カマキリくん、よほど恐ろしかったのか、合掌のスタイルで永遠の眠りについております。

 

ということでホームページには載っていない当院のスタッフ、担当は癒し係、ふうたと申します。

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動物を飼う前に、動物病院にご相談を!

このあたり(横浜市)、台風は今朝方通り過ぎました。季節外れの台風で、各地で被害が出ていおり、お子さんの学校が休校になったという方が多いようです。

動物は気圧の変化などに敏感な子もいます。暴風雨の音に怯えた子も多かったのではないでしょうか?

 

台風とともに週末の大きなニュースは衆議院議員選挙でした。

私は昨日お昼過ぎに投票所に行きましたが、雨がひどくて往復1.5kmほど歩く間にGパン、靴、靴下がずぶ濡れになってしまいました。

昨晩の各局の開票速報と朝のニュースから、こちらも大方のメディア予想を覆す荒れた結果だったようです。

 

さて、お隣の韓国では、有名アイドルの飼い犬に噛まれた方が数日後に敗血症で亡くなるという悲しい事案があったようです。

実際に敗血症であったのかどうかは報道だけではわかりませんが、噛まれたときはリードを付けずに放してあったようです。

敗血症その他動物の口腔内の細菌感染による人の死亡は日本でも確かに少数発生しています。もちろん動物自身も細菌感染により死亡するケースもあります。

大切なことは、マナーはもちろんですが、日ごろから動物の健康状態を把握する意識や、定期的な健康診断を受診する意識、環境とご自身の清潔に注意を払うことだと思います。

当院に来院される方々は、動物を飼うことについてきちんと一定のマナーや安全、病気の予防についての知識が高い方が多く、待合室での患者さま同志のマナーもいつも見ていて気持ちがよく、感心しています。

 

もし皆様の周囲に、これからわんちゃん、猫ちゃんを飼いたいという方がおられましたら、ぜひ一度ご来院いただいて、ご自宅の飼育環境や初期のしつけ、健康管理の注意点などについて相談するようご紹介いただければと思います。