横浜山手犬猫医療センターの日記

≪横浜山手犬猫医療センター スタッフほのぼのブログ≫

御礼

10月9日に募集を開始させていただきました、2018年度カレンダーに掲載するわんちゃん・猫ちゃんの写真ですが、多くの皆様にご応募をいただきました。

この場にて恐縮ですが、皆様に御礼申し上げます。

現在デザイン中でして、出来上がり予定はまだ未定となっておりますが、ご応募いただきました方から優先で差し上げます。

出来上がりましたら再度ご案内をさせていただきます。

 

マネージャー 山下

 

結局居ついたこやつは・・・

当院には、普段スタッフのミーティングルーム兼上田・川合の執務室&勉強部屋として使用している部屋があります。訳ありでその部屋に居ついている猫がおります。ある日の朝、道端で瀕死の状態で発見され当院に運び込まれ、スタッフ総出で命を救われて、紆余曲折あったものの現在に至っております。

頭がいいのか天然なのか、まず人が通るリビングのドアは普通に自分でドアノブに手をかけて開けて


おります。

一度ベランダから脱走を試みたものの、飛び移ったお隣に家の屋根の傾斜と材質に対応できずに身動きが取れなくなり、人間に救出されるという失態を犯して以来脱走はしておりません。

人の区別はつくようで、食事を与えてくれる院長にはやたらと甘えます。調子が悪い時に注射を打つ副院長からは、気配を感じただけで身を隠します。

いや君、最近自分がでぶっていることに気が付いているだろうか?病気を治してくれる人と、太らせる人との区別は、やはりわからんのだろうな。。。

 

本日は、どこぞからカマキリを捕獲してきたようで、記念写真を撮った上で褒めてやろうと上田が近づいたところ、どうも本人は怒られると勘違いをしてカマキリのご遺体に近づこうとしません。カマキリくん、よほど恐ろしかったのか、合掌のスタイルで永遠の眠りについております。

 

ということでホームページには載っていない当院のスタッフ、担当は癒し係、ふうたと申します。

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動物を飼う前に、動物病院にご相談を!

このあたり(横浜市)、台風は今朝方通り過ぎました。季節外れの台風で、各地で被害が出ていおり、お子さんの学校が休校になったという方が多いようです。

動物は気圧の変化などに敏感な子もいます。暴風雨の音に怯えた子も多かったのではないでしょうか?

 

台風とともに週末の大きなニュースは衆議院議員選挙でした。

私は昨日お昼過ぎに投票所に行きましたが、雨がひどくて往復1.5kmほど歩く間にGパン、靴、靴下がずぶ濡れになってしまいました。

昨晩の各局の開票速報と朝のニュースから、こちらも大方のメディア予想を覆す荒れた結果だったようです。

 

さて、お隣の韓国では、有名アイドルの飼い犬に噛まれた方が数日後に敗血症で亡くなるという悲しい事案があったようです。

実際に敗血症であったのかどうかは報道だけではわかりませんが、噛まれたときはリードを付けずに放してあったようです。

敗血症その他動物の口腔内の細菌感染による人の死亡は日本でも確かに少数発生しています。もちろん動物自身も細菌感染により死亡するケースもあります。

大切なことは、マナーはもちろんですが、日ごろから動物の健康状態を把握する意識や、定期的な健康診断を受診する意識、環境とご自身の清潔に注意を払うことだと思います。

当院に来院される方々は、動物を飼うことについてきちんと一定のマナーや安全、病気の予防についての知識が高い方が多く、待合室での患者さま同志のマナーもいつも見ていて気持ちがよく、感心しています。

 

もし皆様の周囲に、これからわんちゃん、猫ちゃんを飼いたいという方がおられましたら、ぜひ一度ご来院いただいて、ご自宅の飼育環境や初期のしつけ、健康管理の注意点などについて相談するようご紹介いただければと思います。

 

 

 

 

食欲の秋

ここのところ急激に寒くなりました。今日は日中は気持ちの良いお天気でしたが、午後になり雲が多くなると、肌寒さを感じています。

私の周囲には風を引いている方もちらほら、私も昨晩はあまりの寒さに毛布を押し入れから引っ張り出しました。

 

上田をはじめ当院スタッフは、普段から身体のトレーニングをしておりまして、そのおかげかいまのところ体調を崩す者はおりません。

風貌からして意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、副院長の川合はいわゆる「筋トレおたく」でして、休憩時や退社前のちょっとした時間にも事務所で筋トレをやっております。

が・・・どうも院長も副院長も体脂肪率についてインタビューをすると、実はまったくアスリート級の体脂肪率ではないようです。普段の食べる量を見ていますと、かなりしっかり食べています。

 

食欲の秋とは言いますが、そのあとは忘年会や新年会のシーズン、春は歓送迎会のシーズン、夏はお子さんの夏休みで旅行やなんやでたっぷり食べる・・・なんて考えてみますと、食に関する人の欲は、お付き合いやその時の気分に左右され、季節で変化するものでもないのかな?などと思いました。

長寿の方の長生きの秘訣は、好きなものを好きなだけ食べること、なんて言う方もおられますね。要は気持ちよく楽しく、体にストレスや毒性、中毒性などの負荷をかけないようによく食べて運動する、というのが大事なのかなと思います。

 

季節の変わり目は動物にとっても過酷です。ちょっとしたしぐさや食欲の変化、鳴き声の様子などにぜひ注意を払っていただければと思います。

動物の病気は多くが人間と同様のものが生じます。言葉を交わせない分、いまの気持ちはどう?とか、どこが痛いの?などの会話ができないのがもどかしいのですが、ぜひ「調子はどう?」「楽しい?」「全部食べたね!」などの言葉をかけてあげてください。言葉はわからくても、きっと「気にかけてくれている」という気持ちや雰囲気は動物に伝わると思います。実はこのことは、多くの飼い主さまが実感されておられることと思います。

 

それはそうと、前回のブログでご案内させていただきました2018年度カレンダーの写真募集ですが、さっそくかわいい写真をお送りくださっ方々がおられます。まだ間に合いますので、ぜひぜひご参加をいただければと存じます。皆様の応募をお待ち申し上げております。

 

マネージャー 山下

 

 

 

 

 

2018年度カレンダーに掲載させていただく写真を大募集!

あなたの可愛いわんちゃん、猫ちゃんの写真を大募集!

2018年度カレンダー(数量は後日決定しますが、限定となります)に使用する写真を募集させていただきます!

締め切りは10月25日(水)となります。

【応募方法】
① 写真データをUSBメモリーに入れてご来院の際に受付へ
USBメモリーには、写真の他に重要なデータを入れておかないようにお願いいたします。

写真は医院にてコピーにて頂戴いたします。

② 医院のメールアドレスへ写真データを送信
info@y-mec.com
  お手数をおかけいたしますが、メールには以下の事項を必ずご記載ください。
  ・お名前
  ・わんちゃん、猫ちゃんのお名前

カレンダーには飼い主様のお名前は掲載いたしません。わんちゃん、猫ちゃんのお名前のみ掲載させていただく予定です。

画像データにつきましては、デジカメで撮影したものでお願いいたします。メーカーによって設定は異なるかと思いますが、お手持ちのデジタルカメラの画質を高画質(800万画素以上)に設定したうえで撮影をお願いいたします。


医院持ち込みの場合もメール送信の場合も、ぜひ複数枚の写真をお願いいたします。もちろん「マイベストショット」の1枚でもOKです。
カレンダーに仕上げた際の紙面の都合上、オリジナル画像にカットや色の調整等の修正を実施いたします。ご了承いただければ幸いです。
また応募者多数の場合は抽選とさせていただきますことを予めご了承ください。

たくさんのご応募をお待ちしております!

院長の相談

神奈川県では大型台風は昨晩のうちに通り過ぎ、朝から暑い一日となっています。

 

1年ほど前から、おおよそ月一回程度以下の会話をしております・・・

 

院長:そろそろCT買いたいんですけど・・・

私 :ううん、いまの感じですと3年先くらいですかね・・・

 

そして本日は、

院長:CTいつ買えますかねェ・・・

私 :ううん、すぐには・・・2年先くらいですかね・・・

院長:ちょっと資金繰り見てください。あ、そういえば例の機械届きました。

私 :え、おいくらくらいでした?

院長:〇十万円くらいです。

私 :え、ううん、経費節約しましょうね・・・

 

当院は高度な医療技術の提供を通じて広く動物の健康維持、病気や怪我による不具合の改善、QOLの向上を図り、ひいては飼い主の方々の豊かな生活の維持向上に資するという理念で日々の診療にあたっています。

CTの導入は、よりタイムリーに、より正確に医師と飼い主の方が動物の身体の状態を把握して適切な治療をという想いから早期の導入を検討しています。もちろん現在でも判断の正確性という点について、提携の大学病院などにCT検査を依頼し、細心の注意をもって診療をしています。

 

院長・・・大変心苦しいのですが、もうちょっと待っててくださいね~

 

マネージャー 山下

 

 

 

 

 

展示会

 

 

先日、エンディング産業展という展示会に行ってきました。

そうです。人のエンディングに関連する企業の展示会です。なんだか縁起が悪そうなどと思う方もおられるかもしれません。

みなさんは、どんな企業が出展しているとお考えでしょうか?

葬儀社、墓石業者はもちろん、お線香や仏壇業者、このあたりは想像がつくと思います。じつはまだまだあります。PCソフトウェア会社、会計事務所、司法書士事務所、弁護士事務所、行政書士事務所、骨壺屋さん、宇宙葬、海洋散骨、エンディングノート販売、質屋さん・・・そして今年からは、ペット葬やペット供養に関する業者がいくつか出展していました。

 

実は私、終活カウンセラーという資格を発行する団体で認定講座の講師をしています。今週末も福井県まで勉強会と認定試験の講師の仕事で行く予定です。

 

こうした話題は、そうですね・・・「終活」という言葉が一般化する前、5年ほど前までは「縁起が悪い」と、あまりご家族間では語られることは少なかったと思います。

日本では65歳以上の人口が3400万人を超えており、そのうち半数が一人暮らしか夫婦二人だけで暮らしておられます。そのような中で、ご両親の健康を気遣うお子さん、お子さんに迷惑をかけたくないというご両親、双方ともなにかしなくてはという想いから、終活について考えることが大切という風潮になってきていると思います。

 

さて、問題は一緒に暮らしているわんちゃん、猫ちゃんにも及びます。

わんちゃん・猫ちゃんに万が一のことがあったら・・・これは健康状態などによって当然みなさんお悩みとして頭をよぎることもあるでしょう。実は意外と多いのが、「わんちゃん・猫ちゃんを残して自分にもしものことがあったら」というお悩みです。

最近では、近親者の方にその後の世話をお願いしておく、事前にペットと一緒に入れる墓地を探しておく(実際にはペットは同じ霊園の合祀墓に、となります)など、積極的にその後のことについて前向きに対策をしておられる方も多くいらっしゃいます。

 

もちろん、そのようなことはあまり考えたくないという方もおられるかもしれません。

ただ、いわゆる「準備」をしましょうということでもないのです。実際、こうした取り組みを考える方はその過程で、人と人、親と子、夫と妻、人とペット、という関係についてとても深く考えます。結果として、多くの会話やいままで聞けていなかった家族の心のうち、相手がペットの場合には、一緒に住むことになった経緯や、深い愛情の確認など、心の整理と前向きに生きる実感というようなことが得られることが多いようです。

 

「なんだ、縁起でもないネタを!」とお叱りをいただくようでしたらお詫びします。

が、少しでも「ああ、考えておかないと将来事実に向き合えないな」「あ、ちゃんと子供たちにわんちゃん、猫ちゃんのことをどうしてほしいか伝えておこうかな」などと思っていただけるようでしたら、ぜひご家族で一緒に話し合ってみてください。

 

マネージャー 山下