横浜山手犬猫医療センターの日記

≪横浜山手犬猫医療センター スタッフほのぼのブログ≫

そろそろ…

雲行きの怪しいお天気でしたが、

なんとか朝の小雨程度で済みましたね。

梅雨明けは間近、と、いったところでしょうか。

 

さて、元気なワンちゃんネコちゃんと生活していると、

気づいたら中・高齢犬、中・高齢猫になっていた!

なんてことも…

 

ワンちゃんもネコちゃんも、

だいたい7歳ごろから、中・高齢期とされています。

 

7歳を超えたワンちゃんネコちゃんたちは、

1年に2回以上の血液検査をおすすめしております。

また、健康であっても年齢を考慮し、

心臓や腎臓の機能低下に配慮したご飯選びもおすすめ致します。

 

現在は医療の発展により高齢化が進み、

平均寿命も延びてきています。

なので、まさかうちの子が高齢?!

 

7歳になったら、

少しずつ意識してみてください♪

 

f:id:megumi-ah:20160720151715j:plain

避妊・去勢…

今日もいいお天気ですね。

汗が背中を流れていくのがわかるほどです…汗

水分補給や休息をお忘れなく!

 

さて、ワンちゃんネコちゃんの避妊・去勢はお済みでしょうか。

仔犬、仔猫の間にお済みの方…

今検討中の方…

まだお済みでない方…

 

避妊・去勢は強制ではありません。

健康な体にメスを入れるのはちょっと…

と、お考えの方もいらっしゃるかと思います。

 

☆避妊・去勢のメリット☆

…高齢になった際にかかりやすい疾患の予防になります。

例えば…

♂:前立腺肥大・睾丸腫瘍・会陰ヘルニア…

♀:子宮蓄膿症・乳腺腫瘍…

※避妊手術の方法によっては、卵巣腫瘍の予防にもなります。

 

…問題行動の予防

 仔犬・仔猫の間に去勢や避妊を行うことで、

 一部の問題行動を予防することができることがあります。

♂:片足をあげてのマーキング・マウント行為

♀:発情による精神不安定

 

☆避妊・去勢のデメリット☆

…体重増加

 性ホルモンの分泌がされなくなり、活動量が減って基礎代謝量が低下します。

 基礎代謝量が低下することにより、

 手術前と同じ量のフードを摂取すると、体重が増加し、肥満になる恐れがあります。

 

全身麻酔の影響

 手術は全身麻酔下にて行われますので、

 リスクは0ではありません。

 また、高齢になってからの手術は若い頃よりも高くなります。

 

以上のようなメリット・デメリットが考えられます。

お家のワンちゃんネコちゃんが、

今後赤ちゃんを産む予定の無い方は、

一度、検討してみては…♪

 

f:id:megumi-ah:20160719142926j:plain

美味しそうに見えるのかな…?

今日は朝からずっといいお天気ですね…♪

お洗濯物は干せましたでしょうか。

夕方ごろから小雨が降る可能性があるそうなので、

ご注意くださいませ…。

特に最近は、急な雷雨が多く発生しておりますので、

窓などの戸締りはチェックしておきましょう。

 

さて、

ワンちゃんの中には、食糞をしてしまう子がいます。

 

食糞とは…自分自身、または他の動物の糞を食べてしまう事です。

 

人間では想像できないと思いますが、

ワンちゃん、特に仔犬ちゃんは食糞してしまう事があります。

 

仔犬の場合、

「興味本位で口にしたら癖になった」が主な原因となりやすいです。

…ワンちゃんによっては、成長することで食糞行動がなくなることがあります。

 

なかには成犬になっても食糞行動が残ったり、

成犬になってか食糞行動が出てくることがあります。

例えば…

新しくなったご飯が好みではない…

飼い主様にかまってほしい…

食事量が足りない…

 

etc…

理由は様々です。

 

食糞行動の対策としては、

ワンちゃんが排泄した際、

糞をすぐに片づけてしまうのが一番簡単かと思います。

一度口にしてしまうと癖になりやすいので、

食べる前に片づけてしまいましょう。

 

食糞が癖になってしまった子の対策としては、

食糞のきっかけとなった原因を解決してあげましょう。

 

…新しくなったご飯がお好みでなければ、

 できれば元のご飯に戻してあげましょう。

※療法食に切り替えた場合などは、かかりつけの獣医さんに相談しましょう。

…飼い主様にかまってほしいのがきっかけであれば、

 いつもよりお散歩を長めにしてあげたり、

 お家で遊んであげることで食糞がなくなることも…

…食事量が足りないのであれば、

 カロリーの控えめなものを、

 普段のフードに混ぜて満腹感のある食事にしてあげましょう。

 一日量は変えずに、ご飯の回数を増やしてあげてもいいかもしれません♪

 

また、食糞行動を抑制するご飯もあります。

療法食になりますので、多くの動物病院にてご購入いただけるかと思います。

 

寄生虫のいる動物の糞を食べてしま多場合、感染することがあります。

また、糞だけでなく路上やお家の物を食べるきっかけにもなることがありますので、

食糞行動は早めに対処しましょう。

 

f:id:megumi-ah:20160718142335j:plain

お薬飲めたね…♪

今日はなんだか、じめっと蒸し暑いですね。

だらけがちなお天気ではありますが、

そんな時こそ外出して、

気分転換してみるのもいいかもしれません♪

 

さて、現在治療中のワンちゃんネコちゃんがいる皆様。

 

錠剤のままだと飲ませづらい…

カプセルだと大きすぎて…

粉薬は嫌がる…

など、内服に関してお困りではありませんか?

 

多くの動物病院では、

錠剤を粉薬にしたり、

シロップ状にするなど、

形状を変えて処方することが可能です。

お薬を飲むのが大変だと、

ワンちゃんやネコちゃんだけでなく、

飼い主様にも負担やストレスとなります。

 

今処方されているお薬が飲ませづらい、嫌がって飲んでくれないなど、

お困りでしたら、

お気軽にご相談ください。

 

※すべてのお薬に適用できるものではありません。

 お薬の内容によっては形状を変えることが困難なお薬もございます。

 ご了承ください。

 

f:id:megumi-ah:20160716141908j:plain

オシャレなだけじゃない…

今朝は何とも怪しげな空模様でしたが、

案の定、お昼前あたりで豪雨に雷…

皆さんは遭遇しなかったでしょうか。

朝の天気予報では夕方は雨との予報でしたので、

傘をご持参されていた方は多いかと思いますが、

傘だけでは防ぎきれないほどの雨でしたね。

 

こんな雨の日でもレインコートを着ておでかけする、

お散歩好きなワンちゃんもいるかもしれません。

最近では小型犬だけでなく、

大型犬の子たちもお洋服を着てお出かけしているのを見かけるようになりました。

 

お洋服はただ単にオシャレなだけではありません。

 

ドッグカフェなどの公共の場で被毛が舞い散らないように…

お散歩中、直射日光から皮膚の保護を…

 

暑い日は、お洋服を水で濡らしてお散歩をする、という方も。

特に黒い被毛のワンちゃんは、

これからの季節、暑くなりますので実践してみてはいかがでしょうか…♪

 

f:id:megumi-ah:20160715145834j:plain

ふわふわ…

今朝は曇っていましたが、

お昼頃から雨がパラパラ…

突然の雨に遭遇してしまった方も少なくないのではないでしょうか。

 

さて、今日は隠れスタッフキング君のシャンプーの日…♪

 

シャンプーの準備をしていると、

キング君は必ず後ろからストーキング…

シャンプーが始まるまで、

ぴったりくっついてきます。

 

ドライヤーが終わると…

 

 

 

f:id:megumi-ah:20160713143337j:plain

 

ふわっ…♪

 

なんだか、くせっ毛な部分が気になりますね。

 

f:id:megumi-ah:20160713143507j:plain

 

気にしないでほしかったようです( *´艸`)

 

シャンプー後は、

なぜか病院スタッフに報告してまわります。

 

f:id:megumi-ah:20160713143703j:plain

 

休憩から戻ってきた獣医師の細山田先生に…

 

撫でて!撫でて!!

 

f:id:megumi-ah:20160713143858j:plain

 

動物看護師の伊藤さんに…

 

どう?綺麗になったよ!!

 

f:id:megumi-ah:20160713143954j:plain

 

みんなに撫でられて、

満足そうなキング君なのでした…♪

 

f:id:megumi-ah:20160713144627j:plain

夏恒例…

 

今日も蒸し暑いですね。

人もワンちゃんもネコちゃんも熱中症にご注意ください。

 

さて、熱中症対策の一つとして、

毎年この時期に「ライオンカット」などの、

「サマーカット」をされる方も多いかと思います。

被毛を短くカットすることによって、

涼しく過ごすことができます。

 

また、サマーカットにすることで、

皮膚の状態を把握することができます。

カットしたら脱毛が見つかった…

皮膚が赤かった…

などの報告もありました。

 

しかし、注意点も…

被毛を短くしすぎると直射日光や太陽の紫外線により、

皮膚を傷めてしまいます。

また、直射日光による高温を直に受けることになります。

 

なので、

皮膚が丸見えになるほどツルツルにするのではなく、

ある程度被毛は残した状態で、

全身的に短めにカットしてもらうことおススメ致します。

 

暑い夏ならではのカット!

一度、トリミングサロンなどでご相談してみてはいかがでしょうか♪

 

f:id:megumi-ah:20160712143326j:plain